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くるくるぼあ(・△・`*)
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りとるろっくおーばーちゅあ…良すぎる(こら


WoL×ティナです。

前回の?続きです。

※とりあえず、R15といっておきます。このゲームはC指定なので問題は無いと思いますが。とりあえず。
あれをああやって表現しているので…。
あと、WoL兄さんを汚したくない人はゴーバックしてください

前回ほど甘くないけど、R15なんですよ。



*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

翌日、目を覚ますと窓に光が入ってきた。
いつものようにカーテンを開けると、既に陽は高かった。

皆が集まる部屋に行ってみる。この部屋は広くて、ソファーやテーブルもある。雑談や作戦、食事場等に使用されている。
「あ、やっと起きたか」
フリオニールが私を見るなり雑談を止めた。彼の周りにはティーダ、オニオンナイト、そしてバッツがいた。
…毎回のように身体を起こすのに躊躇するのはバッツだ。見ると既に目は覚めているらしく、お得意のモノマネを仲間たちに披露しているところだった。
つまり私は。…一番遅く起きたということだ。
「…なぜ起こさなかった」
フリオニールは笑ってこう言った。
「毎日早起きしているから、たまにはゆっくり休ませようかな…、って思っただけだ」
…何故だか少し悔しい。
「お、眩し…、リーダー!おはよっす」
「『ちゃんと身体を休ませたか』…なんてな」
「寝坊だなんて珍しいね」
他の三人も集まってきた。
「ああ、油断していたようだ」
「俺なんか寝坊はしょっちゅうだからな」
「威張れねっつーの」
「僕は寝坊したこと無いもんね。…時間ぎりぎりだけどさ」
そしてまた雑談へと移る。フリオニールは私を見てこう言った。
「そういえば、ティナが呼んでたぜ。あいつも色々悩んでるからなあ。…元気付けてくれよ、リーダー!」
ぐっと肩をつかまれ、熱く言われた。
彼女の名前が出た瞬間鼓動が高鳴ったが、ぐっと抑える。
「ああ、わかった」
そう言って、部屋を出る。多分、(今日の)彼女の部屋だろう。


廊下に出て彼女のいるだろう部屋に向かう。
すると、ちょうど良く向こうからティナがやってきた。
「あ、おはようございます」
彼女が先に挨拶をした。
「ああ、おはよう」
もちろん、私も挨拶を返す。
彼女は何か言いたそうな目をするが、上手く言えないようで。しばらく黙っていた。
「どうした、気軽に言ってくれ」
「…あの」
ティナの目線がだんだん下へと落ちていく。…そんなに不安なのだろうか。
「…寝坊してすまなかった」
「ち、違うんです。あの…、寝坊したのは私のせいなのかな、と思って」
そう言うとティナは、慌てて「ごめんなさいっ」と頭を下げた。
…違うんだ。寝坊したのは…。そう言おうとして止めた。

そう。
昨夜あの後…、してはいけないことをしてしまった。
苦しくて甘い、静かな夜に使われる、秘密の媚薬。
それは、男として一度は通る道。ごく当たり前なこと。
しかし、それを仲間を、それもこんなにも魅力的な…女性に。使ってしまうなんて。
それを使うと、たちまち彼女は私に身体を委ね、私に微笑みかけた。
呼吸する息がかかるくらいに二人は近づき、抱きしめ、素肌が触れ合う。
金と銀の髪が絡み合い…彼女はねだる。「全てを、受け取って」と。
そして………。

もちろん、そんなこと彼女に言えるわけが無く。
私は彼女に言った。
「ティナをふかふかしたら…安心して眠れた」
すると、彼女は一瞬真顔になった。しまった。怒らせてしまったか。
しかし寧ろ逆だった。すぐにくすりと笑われた。
「ふふ。私も。あの後部屋に戻っていつの間にか寝てしまったの。…ふわりとして、なんだか心地よくて」
ティナは優しく微笑む。
…すまない、ティナ。夢の中であれど、私は君を穢してしまった。
償いのつもりで、彼女の髪をなでる。昨夜とは違う、胸の痛みがする。
「…ウォーリアさん…」
「ライト、と呼んでくれ」
「ライト…さん」
「…ティナ…」
…ガタンッ
後ろで、物音がした。小さい音だったが、聞き取るには十分だった。
「ば、ばかっ、聞こえてしまうって」
「お、オレじゃないッス」
「それにしても、二人で何話しているんだろうな」
「…ゴクリ」
こそこそと繰り出されるお喋り。一言も聞き逃さなかった。
「おい、そこの4人。後で話がある」
…ごそりと4つの影が現れる。そして、影たちは反対方向へ…エスケープ。
「こら、待て、待つんだっ!!!」
4人を追いかける。後ろを振り返ると、ティナの口が動いていた。


―また、来てもいいですか―


…ああ、誰が「駄目だ」と言うものか。
リーダーとして、男として。



*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

ごめんなさい。
夜中のテンションは最強だと思いました。
(作成時、夜中3時20分)


また連絡になりますが。
引越しまであと一週間ぐらいです(こら)。
その間にまた一つ話が書けたら上出来だと思っています。


今度こそ、フリオリベンジか皇帝小話を・・・・うおおおおorz
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ここについて
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ティナ受が多くなりそうです。ごめんなさい。
WoL×ティナ、皇帝×ティナを愛してます。小話作ってます。
その他ジャンルにミンサガ・DQ・SOが入りそうです。
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ゲームが好きです。ゲーム音楽も好きです。
旧も新もスクエニが好きです。いやっほい。
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その他として、ボカロと吹奏楽が好きです。
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